2015年04月27日

上棟しました

和風造りの大分市S様邸が上棟致しました

数多くの太鼓梁が広がる重厚感のある光景です
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お施主様を交えての朝のご挨拶
これから始まる棟上げに
中央の棟梁含め 皆 真剣な眼差しです
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御神酒を頂き柱建ての開始
S様邸は通常よりも長い柱 なんと11尺(3.3m)の稀な柱です
(昔は定尺としてあったそうですが 今は流通していないため
4m材をすべてカットしました・・・)
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柱を上から打ち込む「まとい」の高さも一杯一杯 
建てる際のバランスをとるのも一苦労
目の詰まった とにかく重量のある柱でした 
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2間続きの和室に入る大黒柱
4人で運ぶほどの大きな柱(8寸=24cm角)です
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皆で息を合わせて建立
自重で ほぞ穴に入り込むほどの重みでした
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そして半分ほどの梁・桁材が組み上がりました 
(わずか12cm幅の上を皆器用に渡っています)
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いよいよ丸太=太鼓梁の出番です(中央の木材)
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組み手の順番があるため
墨付けをした塩島棟梁自ら 間配りの段取りを行っていきます
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1時間後ついに
地松の丸太梁が組み上がりました
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下から見上げると
梁と梁が3重に重なり合っているのもわかります
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午前の休憩時間 
組み上がりを確認されたお施主様も
満足そうに笑みを浮かべながら 写真を撮られていました
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この日は天候にも恵まれ ご親族から頂いた
餅まき合図の「吹き流し」も気持ちよく棚引いていました
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昼からは小屋組みに取り掛かります
先日紹介した母屋の追掛継ぎもここで見ることができました
込み栓を両側から打ち込んでガッチリと固定
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そして皆で息を合わせ
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建物の頂上の構造材=「棟木」が納まり
無事に上棟致しました!
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その後 屋根の下地となる垂木を打っていきます
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玄関ポーチの化粧柱も組み上がり
中央には江島君が刻んだ束(つか)も入りました
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午後5時30分
のさ納めを終え 餅まきの開始です
歓声の響く中 ご近所の方達は一生懸命拾われていました
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締めの直会席ではご長男さんもご出席され
とても良い棟上げ式となりました
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1日でかなり 日に焼けた職人さん達
心地よい疲れと共に 皆 笑顔で帰られました

S様 あらためておめでとうございます
化粧造作が多いためこれから少し時間は掛かると思いますが
今後ともどうぞ宜しくお願い致します


posted by inouekensetsu at 09:11| 棟上げ

2015年04月24日

竣工しました

大分市内のK様邸は間もなく竣工です

木部の塗装も終わり
縦ラインが協調されたスマートな新和風の外観が現れました
K様邸は平屋の様に見えますが実は奥に広がる2階建ての建物です
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存在感のある大きな桧の柱と太鼓梁がお出迎え
上を見上げるどこか懐かしい竿縁天井を見ることもできます
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そして この度お施主様のご厚意により
5月9日と10日の2日間限定で 完成見学会を開催させて頂くこととなりました
木に包まれた明るい雰囲気の内部が仕上がるのも楽しみです
K様 誠にありがとうございます

また後日 詳しいご案内をさせて頂きます


posted by inouekensetsu at 15:34| 施工例:建てた家のご紹介

2015年04月20日

手刻み工事

第二作業場では
大分市内N様邸の手刻み工事が始まりました
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慣れた手付きでテンポ良く 土台を刻む平川棟梁
迷いのない一振りであっという間に継手が完成しました
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N様は昨年 弊社で建築をさせて頂いたお施主様です
この度 県外にいらっしゃるご両親が
一緒に住まわるということで同敷地内に離れを新築することとなりました
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この様な形でまた声掛けを頂き 本当に感謝致します
工事中の音など少しご迷惑をお掛けしますが
これからも何卒宜しくお願い致します



posted by inouekensetsu at 07:56| 墨付け・手刻み

2015年04月17日

間もなく上棟です

ここ最近の天候不順で工期が少し遅れましたが
大分市内のS様邸は無事に基礎工事が完了しました

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第一作業場では
手刻み工事も最終段階となり この日は仕上げの真最中でした 
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新入社員の江島君にとって
純和風建築に携わることのできるとても貴重な経験です
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棟梁指導のもと 手鋸(てのこ)で引いた化粧束
江島君は「組み上がりが楽しみです」と笑みを浮かべていました
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一方 塩島棟梁はポーチ柱に使われる桧の柱と
井桁に組まれる化粧桁の組み手を加工中
きれいに納まるかどうかは棟梁の腕にかかっています
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この部位に使用される化粧桁は全く葉節もなく
桧特有の淡い紅色模様のきれいな木目でした
稀に見る本当に美しい材だと思います
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今まで刻んだ材の積み込み作業も終わり
あとは搬出するのみです
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まもなく上棟
躯体の立ち上がりが楽しみです


posted by inouekensetsu at 11:57| 墨付け・手刻み

2015年04月16日

上棟しました

いつもお世話になっている保険代理店のM様邸

自宅での仕事は少し手狭になったということで
新たに事務所の新築工事をさせて頂くことになりました
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これから息子さんと一緒に働かれるということもお伺いしましたので
更に にぎやかになりそうです
業務共々 今後ともどうぞ宜しくお願い致します


posted by inouekensetsu at 15:32| 棟上げ

2015年04月11日

社員紹介

先日は新人大工の紹介をさせて頂きましたが
事務所内にも若手社員2人が元気に働いていますので
改めてご紹介させて頂きます

現場管理の坂本(21歳)です
少しシャイですが 確実に仕事をこなす堅実派タイプです
協力業者の皆さんからも可愛がられています
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続いて営業の佐藤(23歳)です
現役で社会人ラグビーチームに所属 根性のある体育会系です
「笑顔だけは誰にも負けません」と豪語する 弊社のムードメーカー的存在です
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そして 先日 誕生日を迎えた坂本宛てに
佐藤が送ったプレゼントは・・・・こちら!!

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年の数だけ・・・   まさに大人買いでした・・・


posted by inouekensetsu at 18:11| スタッフ紹介・社内行事

2015年04月06日

工事状況

外部足場が外れた大分市内のK様邸

シャープな和モダンの外観が現れました
玄関木部の塗装や格子などの装飾はこれからですので更に楽しみです
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次の作業をイメージしながら
無駄な動きをせずいつも機敏な筒井棟梁(65歳)
職人さん達には定年という言葉はありません
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リビング内部
杉板の天井と腰板と床材が貼り終わり
木に包まれた柔らかな香りと視覚的にも落ち着いた優しい空間となりました
仕上がりが楽しみです
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posted by inouekensetsu at 18:36| 建築・住まい

2015年04月04日

リニューアルオープン

カーテンや家具などインテリアコーディネートで
いつも大変お世話になっているアトリエシュメールさん
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最近 リニューアルオープンを致しました
洗練された雑貨コーナーはワクワクした気持ちになります
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明るく開放的な打ち合わせブース
ここで打ち合わせをすると 別空間に来たようで心が躍ります
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様々なメーカーをセレクトしたカーテンブース
カーテン選びは本当に難しいです
でもコーディネーターさんがいつも的確なアドバイスをしてくれます
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来月お引渡し予定のK様邸も
先日カーテンのお打ち合わせをさせて頂きました
ご夫婦こだわりのリビングカーテンは楽しみです!
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また、あらゆるテイストをご提案下さるシュメールさん

昨年お引渡しをさせて頂いたN様邸もお世話になりました
飾り床(どこ)には海外製の花器にアーティフィシャルフラワー
必然的に目がいきます
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坪庭を望む廊下の窓には 本物にふさわしい
無垢の竹製ブラインドをご提案
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リビングのテーブルやソファーも
奥様とご主人とコーディネーターSさんのコラボです
ナチュラルな雰囲気に大人っぽさ感じます
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またN様ご姉妹のY様邸  
玄関に置かれた黒い花器は枝がそびえる大胆なアレンジです
自分では絶対に考えつかないです・・・
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背面を紺色にした床の間には
コントラストのある 白い一輪の花が咲いています
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カーテンや家具そして小物一つで空間の見え方が違う
まさに魔法です・・・

(上記の写真はシュメールさんのHPより頂きました)

posted by inouekensetsu at 18:16| 今日の出来事

2015年04月02日

代表取締役の井上隆次と申します

   いつもは弊社ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

   この仕事に携わり今春で20年を迎えました。

   その節目ということで、改めて「家づくりへの想い」を

   まとめさせて頂きましたので、お読み頂ければ幸いです。



 私の略歴です

  1972年 大分県大分市生まれ

        敷戸小学校・稙田東中学校・大分南高等学校 卒業

  1993年 調理士免許取得

       (イタリア料理店勤務。小さい頃の夢はコックさんでした・・・)

  1995年 関東学院大学 工学部建築学科 卒業

       (16才から 大工として働く父の背中を見て この道を決心。)

  1995年 ハウスメーカー就職 (横浜/現場管理・積算業務)

        阪神淡路大震災復興のため関西へ異動

       (家屋の倒壊現場を目の当たりにし 家づくりの大切さを実感。)

  1998年 一級建築士取得

       (2年の実務経験を経て 初年度に取得。今までに一番辛い経験。 )

  1999年 パワービルダー就職 (大阪/住宅設計・企画・分譲)

       (商いの街では仕事以外の「人と人」との繋がりを学ぶ。)

  2006年 活苡繻嚼ン (大分へ戻り 営業・設計・現場管理を行う)

       (協力業者会のチームワークに驚き。家族のような雰囲気。)

  2013年 家業を継ぎ 代表取締役として就任   

        現在に至る



 受賞歴

   □ 鴛野モデルハウス(2007年竣工)

    ・第4回全国住宅建材施工コンテスト 和風部門入賞

    ・第22回豊の国木造建築賞受賞


   □ 寒田モデルハウス(2013年竣工)

    ・第28回豊の国木造建築賞受賞  


   □ 大分市N様邸(2015年竣工)

    ・第30回豊の国木造建築賞
            『優秀賞』=大分県知事賞 受賞 

                    
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posted by inouekensetsu at 18:06| 代表挨拶<家づくりへの想い>

家づくりへの想い @

   地元大分に戻るまで、県外では様々な経験をさせて頂きました。

   地域によって家の建て方や材料の呼び名も違う・・・

   戻ってきた当初は多くの戸惑いもありました。


   その中でも一番の驚きは、

   今もなお弊社がおこなっている「手刻み」でした。


   時代の流れで、木材の生産加工は、

   プレカット(機械式加工)が9割を超えています。

   生産効率やコスト・大工の高齢化を考えると当然のことでした。


   なぜ、今も手刻み? と

   恥ずかしながら 当時は「古い、遅れている・・・」

   などと正直思っていました。


   しかし、その答えは4〜5年後にようやく理解できました。

   昔ながらのこの「手刻み」こそ、木造の家にとって一番良いことを。

   木材の木目や癖・反りを見極めるのは、

   やはり人の目でしか判断できないのです。


   そして力の伝わり方や荷重や方向を考え、木材を適所に配置します。

   日本古来の木の見方や継手・仕口は、

   家の強度を保つため、先人達が何度も何度も試行錯誤をした証しなのです。


   木の家を造るのであれば、

   この技術を習得し継承しなくてはならないと私どもは考えます。


   今ではこの「手刻み」のできる工務店として、弊社を誇りに思っています。


posted by inouekensetsu at 18:04| 代表挨拶<家づくりへの想い>