現在 仕上げ工事を行なっております

本家であるH様邸の畳の枚数はなんと28帖分
弊社では近年最も多い枚数となります
そこで今回 畳の仕上がり状況を確認するため
発注している田崎畳店さんへ行って参りました

ちょうどH様邸の畳を黙々と造っていました
実をいうと この職人さんは・・・
私が中学生のとき同じクラスだったS君なのです

今まではじっくりと見ることはなかったのですが
今回は詳しい説明をしてもらいながら
改めて見学をさせて頂きました

畳表はこだわりの「熊本 本い草」を使用
生産者さんの顔写真と証明印がちゃんと入っています

現在 ほとんどが外国産(8割程度)を占める中ですが
貴重な純国産い草を指定させて頂きました

生産地の出荷認証もできるよう
畳表にはバーコードタグ(裏面は生産者氏名)が
一緒に折られています

また作業場内には
機械式の裁断機や縫い合わせ機など
昭和中期からオートメーション化も進んでいますが

やはり最後は職人さんの手仕事が物をいいます
縁(へり)を着ける作業で最終仕上げです

現在ではメンテナンス性が高く香りのしない
色付き和紙畳が多く流行っていますが
やはり私はこの昔ながらの「畳い草」の香りが大好きです
畳を敷きたての香りには
心を落ち着かせる効果があります(^.^)