井上建設 社長のブログ 「 日々感謝 」

アンティーク調の家具や小物を作ることが
趣味という大分市のA様邸
「楽しい！」と言いながら現場塗装を行っていました(^.^)


いつも愛用しているという「BRIWAX」
この色が一番好みと言っていました
過去には食器棚や子供の机も作ったそうです！


別室では本職の三重野棟梁が
黙々と仕上げ作業を行っていました(^.^)


A様邸はステンドガラスや手洗い・照明なども自ら選定した
こだわりの詰まった洋邸宅です

7月末には完成見学会を予定させて頂いておりますので
これからの仕上りも楽しみです！

協力業者内で一番古株の平野畳店さん
77歳を迎え 体力的にも厳しくなり
寂しいことですが
今月末を持って仕事を引退する事になりました


素足のほうが畳の感触が分かるからと
真冬でも「ぞうり姿」がトレードマークの元気な平野さん
10歳年下の亡き会長と
弊社の創業当時からずっと40年以上も共に歩んで来てくれました


幼少の頃から私を可愛がってくれ
今でも「社長」とは呼ばず「隆ちゃん」と呼ぶ
唯一の職人さんでもありました(^.^)

引退されると私も大変辛いのですが
これからは先の事も考え
今はゆっくりと休養を取ってください。
また近くに行った際はお茶を飲みに行きますので(^.^)

本当にありがとうございました。

現在切込み中の
大分市T様邸の墨付け見学を行いました
筒井棟梁の手際の良い仕事ぶりに
ご夫婦は近距離で食い入る様に見つめていました(^.^)


「家内安全」の墨入れは
家の中央にそびえる大きな桧の太鼓梁に決定！


奥様は間違ってはいけないと
木の切れ端に下書きをしてから墨入れを行いました(^.^)

普段見る事のできない職人技にも感動され
「すべてお任せします！」と安心されたお声も頂きました

T様 これからもどうぞ宜しくお願い致します

毎年好評の木繋会主催の親子体験学習会
今年は7月29日（土）に開催決定致しました！
（下は昨年伐採した直後の集合写真です）


案内はすでに市内各小学校に配布され
6/14日から受付が開始されました
すでに5日目で定員超えのご応募がある様です



ミニ上棟のプログラムでは
大工さんと一緒に家を建てた後の
餅撒き体験もあります(^.^)


そして
今年はその「ミニチュアハウス」をリニュアール！
この場所で伐り出された湯布院産の木材を使い
藤丸さんが手刻みを行う企画です
図面は子供達が建て易い高さなどを考慮し私が描きました


今回は上棟場所を屋内から屋外に変更です
下が土のため土台が安定するかを現地で確認
先日 木繋会メンバーで仮り建てを行いました！


緑が生い茂る清々しいロケーションのなかでの作業は最高でした
あとは当日の天候を祈るだけです(^.^)

地元大分産木材の利用促進補助事業に伴う
木材の納品検査が弊社倉庫で行われました


農林水産課の職員さんが2名来られ
材の寸法や本数・出荷元をチェックされました


林産県大分だからこそ出来る事業ですので
これを機にもっと周囲の認知度も上がり
利用促進と普及に繋がれば良いですね(^.^)

次回はこの材がどの様に使用されたかを確認する
上棟検査が待ってます！

大分市K様邸は現在4名で手刻みの真っ最中です
ここでは数寄屋外観の丸桁を加工しています


下屋の全長は凹凸はありますが約33ｍです
一部10ｍと6ｍの丸と丸を継なぐ箇所もでてきます


長尺のため屋内では取り回しができないので
屋外で麦わら帽子を被っての作業です


塩島棟梁は施工中の田尻ゼロエネHouseを
2週間空けて現在応援に来ています


コンパスを使用し丸桁と丸桁を合わせる
「ひかり込み」作業を行い
抜いては入れを繰り返し 綺麗に納めていきます


平川棟梁と都度確認を行いながら
呼吸を合わせ進めます



私は太鼓梁や化粧柱を市場で買付し
そのまま切込み場に搬入


太鼓梁は戸高棟梁が墨付け加工


桧特有の綺麗な地肌と
心地良い香りが現われました


また隣りでは後藤大工が桁類を墨付け中
かなりの本数があります


そして 現場に置いてある矩計図
元棟梁で現営業の若林が描いた図面です
場数を踏んだ棟梁だからこそ描ける本当の納まり図です！


丸桁の支えとなる柱は計8本
これらの足元に黒御影の丸石を組んでいきます


塩島棟梁も自分で描いた図面と参考書を足元に広げ
難易度の高い隅木加工を行っていました


約2週間後の上棟に向け
みな緊張感漂う空気となっています
圧巻の間口のK様邸の上棟が楽しみです！

余談ですが・・・
毎年6月に行われる
井上会（協力業者会）と弊社の合同旅行
今年は2泊で台湾へ行って来ました


寺院や博物館では歴史と建造物を学び


「千と千尋の神隠し」の世界に飛び込んだような
九份を観光したり


夜は美味しい料理を食べ懇親を深め


店構えや香りも独特な
活気ある夜市を散策したり


美味しいとは言い難い
初めてのソウルフードを食したり


気分も若々しく
マンゴーアイスを仲良く食べたりと


横の繋がりを大切に
皆さん心から楽しみリフレッシュを行いました(^.^)

2ヶ月後には更にビアガーデンが待ってます！
井上会が発足してから約30年
この様に毎年変わらず行事が続いています(^.^)

現在 木繋会では小学校向けの出張授業
＝「 木繋会キッズスクール」の活動内容を詰めています

その中の1つの課目として
大工さんと一緒に作る木製品の図面ができました


でも イメージが伝わりにくいので・・・

試作品を塩島棟梁に依頼！　
子持ちのお父さんは快く引き受けてくれました(^.^)


そして試作品が完成！
実際にはキッズスクールで子供達と一緒に作った本棚は
大分県立図書館さんを経由し
県立病院等の院内学級に寄贈する予定です

今回は木繋会メンバーと共に
まずは県立図書館さんへご提案にお伺いしました


木繋会会長の佐保さんを筆頭にプレゼン・・・
ご提案後は館長さんや県職の方々にもご共感を頂き
とても良い結果となりました(^.^)

そして せっかくなので
児童コーナーに仮置きをさせて頂きました


司書さんのご意見もお伺いでき
微調整する箇所も出てきましたが
木目のきれいな本物素材は
香りや見た目もやはり良かったです！！

また各会員から集めた端材を
積み木にする案も現在検討中です(^.^)


入院をして
幼稚園や学校に行きたくても行けない子ども達が
木の香りの漂う中少しでも喜んで貰えれば幸いです(^.^)

大分県地震被災建築物の
危険度判定士の登録証が送られてきました


弊社からは建築士3名が登録
その中には1年前の熊本仮設の建築に携わった
大工も含まれています


1年前の熊本地震の事例を参照に
判定基準の講習を受けました



進むにつれ
当時の記憶が蘇ってきました・・・

震災2週間後 益城町で見た実際の家屋です
家の下には車が・・・
この時改めて木構造の大事さを痛感しました


そして
この写真は約2か月前 熊本に行った際に撮ったものです
まだ熊本城下の石垣は当時のままの状態でした


本当の復興はいつ来るのでしょうか
早いことを祈るばかりです・・・

九電みらい財団さん主催の
「くじゅう九電の森」の教室へ行って来ました


その中の1つである木工教室
私達木繋会メンバーは6社10名で
約80名参加のご家族のお手伝いをさせて頂きました


少し難しかったですが・・
完成品はこちらです！
折りたたみ可能なおしゃれな椅子が出来上がりました


この他にも森の探検や、ピザ作り体験など盛りだくさん
最後は修了証として
木のメダルを1人1人に手渡されていました


大自然に囲まれたこの場所は
小さな小川が流れ 水遊びもできる
この時期 最高のロケーションでした




そして今年度の
木繋会主催の「親子体験学習会」は
7月29日(土)に決定しました！！
小学生5.6年生を対象にした参加費無料の一大イベントです


今年は場所を移し 大自然の中で棟上げを行い
ミニチュア住宅もグレードUPする計画です(^.^)
　

大分市教育委員会さんより後援を頂いておりますので
6月中旬より市内各小学校にて案内を配布致します！
ぜひお楽しみに！！