地元大分に戻るまで、県外では様々な経験をさせて頂きました。
地域によって家の建て方や材料の呼び名も違う・・・
戻ってきた当初は多くの戸惑いもありました。
その中でも一番の驚きは、
今もなお弊社がおこなっている「手刻み」でした。
時代の流れで、木材の生産加工は、
プレカット(機械式加工)が9割を超えています。
生産効率やコスト・大工の高齢化を考えると当然のことでした。
なぜ、今も手刻み? と
恥ずかしながら 当時は「古い、遅れている・・・」
などと正直思っていました。
しかし、その答えは4〜5年後にようやく理解できました。
昔ながらのこの「手刻み」こそ、木造の家にとって一番良いことを。
木材の木目や癖・反りを見極めるのは、
やはり人の目でしか判断できないのです。
そして力の伝わり方や荷重や方向を考え、木材を適所に配置します。
日本古来の木の見方や継手・仕口は、
家の強度を保つため、先人達が何度も何度も試行錯誤をした証しなのです。
木の家を造るのであれば、
この技術を習得し継承しなくてはならないと私どもは考えます。
今ではこの「手刻み」のできる工務店として、弊社を誇りに思っています。
2015年04月02日
家づくりへの想い @
posted by inouekensetsu at 18:04| 代表挨拶<家づくりへの想い>
