2020年02月08日

相手を知ること

家の木材を加工する方法は
・プレカット(大規模工場で機械式加工)と
・手刻み(大工さんによる墨付け、手加工)の  
2通りです。

高度経済成長と共に効率化が求められ
家の造りも機械化が進みました
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そして昔ながらの手刻みは時代に沿わず
全国でもわずか数%の現存率となりました・・・


その中でも弊社は今もなお
この手刻みを守り続けています
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なぜ? とよく聞かれますが・・・

木の性格を見極め
墨付けのできる大工こそが
家づくりの原点だと私は思うからです
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と言っても 今のプレカット技術を学ばなくては
これから先も成長はできません・・・


そして先日 自社大工含む8名で
プレカット工場の見学へ行って来ました!
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当たり前ですが
全てがオートメーション化
材の細かな所まで制御されていました
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そのラインに
皆、釘付け・・・
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加工された工芸品の様な鎌継ぎ手が
一瞬で出てきました・・!
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手刻みで代表的な継ぎ手は
追掛け大栓継ぎと言いますが
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1ヶ所当たりこの加工時間は
プレカットの約15倍くらい掛かると思います・・
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確かにスピードには敵いませんが
木材の強さを引き出す「技」や
1本1本の個性を見極められるのは
やはり大工の目と経験から来ることだと思います
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プレカットのシステムを真似することはできませんが
手刻みの良さを伝えること
手刻みだからこそできることを
改めて気づかさせて頂く事ができました

工場の隅々まですべてを見せて頂いたT木材様
本当にありがとうございました(^.^)



posted by inouekensetsu at 12:39| なぜ墨付けにこだわるの?